「米ドル/円」は「晴れ」の局面に入った[田嶋智太郎]
ついに「米ドル/円」は、6月初旬から形成していた下降チャネルを上放れ、そのままの勢いで一目均衡表の日足「雲」上限をも上抜けた。文字通り「晴れ」の局面を迎え、昨日(16日)は終値で124円台を回復。かねて124円台前半の水準では幾度も押し戻されるパターンを繰り返しているだけに、目下はひとつの正念場を迎えている。再び125円台を回復する可能性は十分にあると見られるが、そのためには、もうひとつ材料が欲しい...
View Article来週のFOMCと重要指標を控えて様子見ムード[田嶋智太郎]
「ドル/円」は7月8日安値からの上昇が一服し、目下はスピード調整。依然として124.40-50円レベルの抵抗は強い。住宅指標や雇用指標などから強い結果が得られていることは長い目でドルの強気材料だが、目先は決算内容を受けた米株価の軟調がドルの上値を押さえる材料になっている。...
View Article「米ドル/円」は125円台回復の材料待ち!?[田嶋智太郎]
昨日(30日)発表された米GDPは「可もなければ不可もなし」といった感じで、4―6月期が予想より弱かった部分を1―3月期の上方修正(プラス成長に転換)が穴埋めする格好となった。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2017年11月号)[田嶋智太郎]
「ジャクソンホール」で一気にユーロ高ドル安へ 去る8月25日、米ワイオミング州ジャクソンホールで行われた経済シンポジウムにおいて、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がともに講演した。 その結果、市場ではドル売り優勢の色合いが俄かに強まり、ユーロドルは一時1.1941ドルと、2015年1月6日以来およそ2年7か月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけるに至った。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2017年12月号)[田嶋智太郎]
市場の誤りに注目すればチャンスは必ず巡ってくる 前回更新分の本欄で、2017年8月下旬に米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された経済シンポジウムの話題を取り上げた。この会合では、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がともに講演を行った。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2018年1月号)[田嶋智太郎]
ECB理事会の決定は案の定「期待外れ」! 前回更新分の本欄で「ECB(欧州中央銀行)の『出口戦略』に期待しすぎることなかれ」「おそらく、現実的には市場が一頃想定していたよりもずっと緩やかなペースでしか『出口』へのアプローチは為されないであろう」などと述べた。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2018年2月号)[田嶋智太郎]
なおもドル円は保ち合いレンジ内の値動きを続ける 振り返れば、10月のドル円の月足・終値は、辛うじて31か月線を上抜けることとなった。しかし、執筆時(2017年11月下旬)の状況から考えるに、11月の月足・終値で31か月線(現在は113.37円に位置)を上抜けることはどうやら難しそうである。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2018年3月号)[田嶋智太郎]
2018年のドル円は少々大きく動く可能性? あらためて振り返ると、2017年のドル円は実に狭い値幅レンジ内での値動きに終始し、いわゆる「市場関係者・参加者泣かせ」の展開を続けた。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2018年4月号)[田嶋智太郎]
日銀の異次元緩和策に「出口」などあるのか? ついに2018年(=戌年)の幕が開けた。当たり前のことではあるが、戌年というのは「4年に一度の統一地方選と3年に一度の参院選が同じ年に行われる12年に一度の亥年」の『前年』である。また、件の亥年にあたる来年の10月には消費税率の再引き上げも予定されている。...
View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2018年5月号)[田嶋智太郎]
※この記事は、FX攻略.com2018年5月号の記事を転載・再編集したものです 本邦機関投資家が米国債の損切りを実行? 執筆時(2018年2月下旬)の外国為替市場からは、なおも「年初からのドル安・円高の流れが明らかに逆転した」との感触は得られない。...
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ついに「米ドル/円」は、6月初旬から形成していた下降チャネルを上放れ、そのままの勢いで一目均衡表の日足「雲」上限をも上抜けた。文字通り「晴れ」の局面を迎え、昨日(16日)は終値で124円台を回復。かねて124円台前半の水準では幾度も押し戻されるパターンを繰り返しているだけに、目下はひとつの正念場を迎えている。再び125円台を回復する可能性は十分にあると見られるが、そのためには、もうひとつ材料が欲しい...
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「ドル/円」は7月8日安値からの上昇が一服し、目下はスピード調整。依然として124.40-50円レベルの抵抗は強い。住宅指標や雇用指標などから強い結果が得られていることは長い目でドルの強気材料だが、目先は決算内容を受けた米株価の軟調がドルの上値を押さえる材料になっている。...
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View Articleこれからの外国為替相場の行方(月刊FX攻略.com2017年11月号)[田嶋智太郎]
「ジャクソンホール」で一気にユーロ高ドル安へ 去る8月25日、米ワイオミング州ジャクソンホールで行われた経済シンポジウムにおいて、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がともに講演した。 その結果、市場ではドル売り優勢の色合いが俄かに強まり、ユーロドルは一時1.1941ドルと、2015年1月6日以来およそ2年7か月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけるに至った。...
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市場の誤りに注目すればチャンスは必ず巡ってくる 前回更新分の本欄で、2017年8月下旬に米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された経済シンポジウムの話題を取り上げた。この会合では、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長と欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がともに講演を行った。...
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ECB理事会の決定は案の定「期待外れ」! 前回更新分の本欄で「ECB(欧州中央銀行)の『出口戦略』に期待しすぎることなかれ」「おそらく、現実的には市場が一頃想定していたよりもずっと緩やかなペースでしか『出口』へのアプローチは為されないであろう」などと述べた。...
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なおもドル円は保ち合いレンジ内の値動きを続ける 振り返れば、10月のドル円の月足・終値は、辛うじて31か月線を上抜けることとなった。しかし、執筆時(2017年11月下旬)の状況から考えるに、11月の月足・終値で31か月線(現在は113.37円に位置)を上抜けることはどうやら難しそうである。...
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2018年のドル円は少々大きく動く可能性? あらためて振り返ると、2017年のドル円は実に狭い値幅レンジ内での値動きに終始し、いわゆる「市場関係者・参加者泣かせ」の展開を続けた。...
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※この記事は、FX攻略.com2018年5月号の記事を転載・再編集したものです 本邦機関投資家が米国債の損切りを実行? 執筆時(2018年2月下旬)の外国為替市場からは、なおも「年初からのドル安・円高の流れが明らかに逆転した」との感触は得られない。...
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